引越し時ネット回線は継続より解約しないと損⁉契約見直しのチャンス

引越しが決まったら、今使っているインターネット回線はどうしたらいいんだろう? 現在使用しているインターネット回線は継続して新居で使うことができます。しかし、設定している回線を解約して、新居で新たに違う回線を契約する方法があります。どちらにしても、回線が開通するまで2~4週間程度かかるので早めに連絡をして準備しましょう。この記事では、継続して回線を使う方法と、新規契約で使う方法の2つをまとめています。引越しを機会に、インターネット回線の契約を見直してみましょう。

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引越しでネットを解約して新規契約する場合の手続きとは?

引越しを機に、インターネット回線にかかる費用を減らしたいなら、それまでの回線を解約して、新しい家に新しい回線を引くことで、どれくらい費用に差が出るかを計算してみると良いでしょう。引越し以前の回線を、どれくらいの期間契約していたかにもよりますが、新規加入者向けにキャッシュバックや、月々の費用の割引キャンペーンなどが行われていたら、引越しを機に乗り換えをした方がかなり安くなることも考えられます。引越しでそれまでのネットの解約をし、新たに契約する場合は、まず解約の連絡をするところから始めます。

解約をする場合、インターネット回線を提供している業者とプロバイダの両方に解約の連絡を入れなければならないので注意が必要です。回線とは、通信のための通り道のようなもので、回線業者にはNTT東日本、NTT西日本のほか、KDDIやソフトバンクBBなどがあります。一方、プロバイダとはインターネットを行うときに関所のような役割をするもので、@niftyやOCN、ぷららなど、たくさんのプロバイダが存在します。回線業者とプロバイダを別々に申し込んでいる場合には、それぞれに解約の申し込みが必要になりますが、プロバイダと回線がセットになったパックプランを利用している場合は、プロバイダに連絡するだけで解約できます。解約の際には、レンタルしている機器を返却する必要があるので、何をレンタルしているか確認して返せるようにしておきましょう。回線撤去工事が必要な場合と不要な場合があるので、解約の連絡を入れるときに確認しておくと安心です。工事が不要な場合には、レンタルしたLANカードやモデム、アダプターなど一式を、返却するだけでOKです。

引越し直後からインターネット回線を使いたい場合には、新しいプロバイダや回線業者への申し込みも、早めに行う必要があります。新規申し込みの場合、使えるようになるまで最低でも10日以上、長いと1カ月程度かかります。引越しが多く、工事が込み合う時期は、余分に待たされることになるため、引越しを決めたらすぐにでも申し込んでおきましょう。

プロバイダを変えると、メールアドレスが変わりますが、引越し前のプロバイダにメールアドレスだけを提供するプランがある場合には、プロバイダが変わっても月額数百円払えば、そのままメールアドレスを使い続けることも可能です。なお、引越し後の新しい電話番号が決まる前に新しいプロバイダの申し込みを行った場合には、新居の電話番号が決まった時点ですぐに新しい電話番号も伝えるようにしましょう。

解約費用は契約書を確認しよう

インターネット回線を解約する際にかかる費用は、撤去工事費用だけではありません。解約についての取り決めは、プロバイダや回線業者によって若干異なりますが、最低利用期間に満たない解約や、契約更新月以外の解約の場合は、違約金が発生することもあります。
最低利用期間に対する違約金とは、例えば2年間利用することを条件に月々安く利用できるようになっている契約を、1年ほどで解約するようなときに発生する費用です。一方、契約更新付き以外に解約すると発生するというのは、携帯電話やスマートフォンの料金プランによく見られるタイプの違約金です。契約書の解約について書かれている項目に、解約手数料や違約金についての記載があるはずですから、まずはそこをしっかり読むようにしましょう。回線業者とプロバイダが別の業者の場合には、回線業者、プロバイダそれぞれに対して、解約手数料が発生する可能性があります。
ですから、引越しを機にネット環境を一新して、新しい回線業者やプロバイダに切り替えるつもりなら、解約手数料や違約金を払ってでも新しく契約し直す方が得になるのかを、しっかり計算してから解約に踏み切るようにしないと損することもあり得ます。

新規契約の開通までのスケジュール

先にも簡単に述べましたが、引越ししたらすぐに新しいインターネット回線を使いたいというのであれば、新居で使うインターネット回線の申し込みを、できるだけ早く行う必要があります。というのも、新規契約の場合、インターネット回線が使えるようになるまでの期間が継続契約の場合よりも長く、最短でも10日以上はかかるからです。
進学や就職で引っ越す人が多い春先の時期は特に工事が混み合うため、手続きだけ済んでも開通工事待ちでなかなか使えるようにならないということも考えられます。新規で契約する場合には、電話回線も遅くとも2週間前までに申し込みを完了しておく必要があり、余裕を持って申し込むとなると、約1カ月は見ておいた方が無難です。
ですから、電話回線とインターネット回線は、どちらも約1カ月をめどに申し込んでおくと良いでしょう。

引越し先でもネットを継続する場合の手続きとは?

引越しでは、さまざまな手続きが必要になるため、そのままで済むものは、できるだけそのままにしておいた方が楽という考え方もできます。無駄な手続きの手間を省きたいのであれば、インターネット回線のプロバイダはこれまで通りにして、移転手続きだけ取るという方法もあります。
このとき、移転手続きを取らないと、新しい住所でインターネットを利用できないだけでなく、旧住所で費用の請求が来るので、引越しの際には継続するか解約するか、いずれかの手続きを取ることを忘れてはいけません。継続する場合にも、セットプランでなければ回線とプロバイダそれぞれに対する手続きが必要です。このとき注意が必要なのが、次の3点です

  • 引越し先の建物で同じ回線、同じプロバイダの利用が可能なのか。
  • 引越し先でも同じ通信速度が確保できるのかどうか。
  • 料金やサービス内容が変わることはないのか。

マンションタイプと戸建てタイプではプランが異なるため、マンションから戸建てへ移る場合には、継続を希望してもそのままの利用は無理です。戸建てタイプの契約に切り替えて利用することになります。逆の場合も同様です。マンションタイプはマンション全戸で利用できるようになっているため、個々に引き込み工事は必要ないのですが、マンションから戸建てへ引越しする場合は工事が必要です。工事にかかる期間も計算に入れて、早めに申し込みをすることが大事です。また、マンションからマンションに引っ越す際に注意したいことですが、引っ越す前に利用していたプロバイダやプランが引越し先で使えないということも考えられます。インターネットを使えるマンションに引っ越すのだからと、簡単考えていると、いざ引っ越してみたら使えなかったということにもなりかねません。引越し先のマンションの規模によってはプランの内容が変わり、料金もそれに応じて変わることも考えられますから、どのくらい金額が変わるのか、あらかじめシミュレーションしておくようにしましょう。

継続費用は工事費が意外とかかる!

回線業者やプロバイダを変えずに、そのまま継続する場合には費用は一切かからないものと思いがちですが、そうではありません。継続するなら、確かに解約手数料や違約金は発生しませんが、引越し先での工事費用は必要になります。例えば、NTT東日本のフレッツ光を利用している人が、転居先でも同じNTT東日本のフレッツ光を使う場合、割引料金が適用されても、戸建て住宅に引っ越す場合で9,000円、4戸以上の集合住宅に引っ越す場合には7,500円の移転工事費が必要になります。また、土日祝日に工事を依頼すると3,000円の割増料金がかかります。ですから、1万円前後の移転工事費は必要になると思っておいた方が良いでしょう。ちなみに、NTT東日本では、同じエリア内の引越しでもかかってしまう移転工事費用ですが、NTT西日本の場合は、同一エリア内での移転では工事費はかかりません。ですから、NTT西日本エリア内での引越しの場合は、継続を選んだ方が得になるケースが多いといえます。

ネットを継続した場合の開通までのスケジュール

引越し先でインターネット回線を継続利用する場合にも、移転工事が必要です。いくら継続利用するとはいっても、新しい住所を伝えればすぐに使えるようになるというわけではないことを知っておきましょう。工事は、申し込んでもすぐにしてもらえるわけではなく、順番に工事日が割り振られます。工事業者の都合と自分の都合の良い日が合わないと、どんどん先に延びてしまうため、最低でも10日以上は余裕をみて申し込むようにすることが大事です。引越しが少ない時期であれば、申し込んですぐに工事をしてもらえる場合もあるため、1週間前に申し込んでも、引っ越してすぐにネットや電話を使用することができる可能性はあります。しかし、それは極めてまれなケースで、引越しが集中する2月、3月ともなると、2週間前でも工事が間に合わない可能性があります。いくら継続利用する場合でも、移転工事が済んでからでなければ、引越し先でインターネットを使えるようにはならないため、引越しを決めたらすぐ、できれば引越しの1カ月前までには、移転の申し込みを済ませておくようにしましょう。

引越し時はキャンペーンで新規契約のチャンス⁉

引越しは、インターネットの回線業者やプロバイダを見直す良いチャンスとなります。使い勝手が悪かった場合はもちろんですが、使い勝手や料金について特に不満が無い場合でも、見直してみるともっと良い回線業者やプロバイダが見つかることがあります。回線業者やプロバイダを変えない場合でも、料金プランや契約内容の見直しをしてみると、意外なところに無駄があることに気づくかもしれません。インターネット環境が身近になりすぎると、現状が当たり前になりすぎて、見直すことも切り替えることも面倒になってしまうかもしれません。しかし、転居先では使えないプランもあるため、できるだけ多くの情報を集めて、比較検討してみることをおすすめします。

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