引っ越し後の保険証って住所変更手続き必要?注意すべきポイントとは?

引越し 保険証 アイキャッチ

「引っ越し後に保険証って住所変更すべき…?」
「保険証って住所変更したらすぐ使えるの?」

引っ越しに伴う手続きはさまざまですが、その中でも保険証の住所変更は、国民健康か社会保険かなどによって手続き方法が異なります。

国民健康保険の場合、保険証は住所変更の届けを出さないと、使用できません。また未納があるとややこしくなります。

ここでは引っ越し時にスムーズに健康保険証が使えるようにするためのポイントをお伝えします。

引っ越す前にチェック!保険証の手続きについて


  1. 引っ越し後、保険証は住所変更を行えばすぐに使用可能
  2. 国民健康保険の住所変更は、市区町村役場で行う
  3. 引っ越し前の保険料が未納の場合は、引っ越し後でも支払い可能
  4. 引っ越しの前に、「一括見積もりサイト」を利用して引っ越し予定日と料金を把握してみる

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

引っ越しに伴う保険証の住所変をしたら、いつから使えるの?

住所変更をしていれば、引っ越し後、健康保険証はすぐに使うことができます。もしも何らかの事情で住所変更の手続きが遅れた場合は、さかのぼって住所変更後の健康保険証を使うことも可能ですが、住所変更以前は医療費がいったん全額自己負担となってしまいます。

引っ越しに伴う保険証の住所変更手続きはホントに必要か?

社会保険、共済組合の場合は、引っ越し前後で保険者である健康保険組合などに変更がないなら、基本的にそのまま使うことができます。国民健康保険の場合は、保険者が住民登録をしている自治体となりますので、住所変更をしないと使うことができません。つまり、役所で転出届を提出したときに、それ以前に使っていた保険証は自動的に無効となります。

たとえ前住所の健康保険証を提示してその場では使えたとしても、後日、前住所の役所から現住所宛てに請求が届き、住所変更後の役所に改めてその金額の支払いを個人で行う必要があり、大変手間がかかります。

以前住んでいた自治体によっては、転出届の提出と同時に、健康保険の資格喪失届の提出や以前の保険証の返還が求められる場合も多いです。

住所変更をしなくても医療機関を受診できる健康保険証も多いのですが、住所変更は早めにしなくてはなりません(転出期限は転出・転入後の14日以内)。医療を受ける目的以外でも、健康保険証は身分証明書として使うことができます。

身分証明書として使う場合は、住所が変更されていないと、いざというときに困ることが多くなります。医療機関の受診に支障がなかったとしても、住所変更は必ず行いましょう。

保険証の住所変更手続きは引っ越し後?引っ越し前?

引っ越しの際にはいろいろな公的書類の住所を変更する必要があり、保険証も例外ではありません。

保険証にはいくつか種類があり、会社に勤めているサラリーマンとその被扶養者は社会保険、公務員とその被扶養者は共済組合、それ以外の自営業者など一般住民の方は、国民保健に加入しており、それぞれ、保険証の保険者が異なります

社会保険、共済組合の場合は、所属している会社などの職場で住所変更などの必要な手続きをしてくれることがほとんどで、住所変更したことがわかる住民票などの書類を職場に提出することで手続きが完了する場合が多いです。

一部の保険証については、前住所を二重線で引いて新住所を手書きで記載する、という書き換え作業もあるようですが、一概にはいえないので、職場の総務担当などに相談して確認しましょう。

国民健康保険の場合は、市区町村役場が窓口となっているので、そちらで住所変更手続きを行うことができます。この手続きの内容としては、同一の市区町村か、異なる市区町村に引っ越すのかで異なります。

同一市区町村での住所変更の場合は、居住している市区町村の役場で、窓口にある届け出用紙を使って住所変更を行います。このとき免許証やマイナンバーカードなど、本人確認ができる書類と印鑑を持っていけば、窓口で即日交付も可能です。

また、本人確認書類がなくても、住所登録されている住所に郵送されますので、後日受け取ることができます。なお当然ですが、このときに、保険証を持っていかないと新しい保険証を受け取ることはできません。

異なる市区町村へ引っ越しをする場合は、住所変更だけではなく、前居住地の市区町村での国民健康保険の資格喪失手続きと、現居住地の市区町村での加入手続きも必要となります。

資格喪失手続きの際は、転出届の提出とともに、転出をする世帯の全員分の保険証を持っていき、返却しなくてはなりません。

また、自治体によっては、窓口に用意してある「資格喪失届」の記入を求められる場合もありますので、印鑑なども用意するとより確実に手続きができます。新しい居住地での加入手続きの際には、転入届の提出とともに、転出証明書と「国民健康保険の資格取得届」を提出します。

また、手続きには世帯主の印鑑が必要となりますので、こちらも持っていきましょう。

なお、親の扶養家族のまま親元を離れる学生さんの場合は、社会保険や共済組合なら住所変更をしなくてもよい場合もあります。その場合は、身分証明書として保険証ではなく、学生証を使うのがよいでしょう。

国民健康保険の場合は住所を変更しなくてはなりません。国民健康保険は所得に応じた額の保険料納付が必要ですが、一般的に学生さんは被保険者となることができます。アルバイトによる収入が130万円未満であり、かつ収入額が仕送りより少ないことが要件となります。

なお、「転居届など前の市区町村で引っ越し手続きをしないまま来てしまった」という方は、やりとりが煩雑で面倒ですが、一応郵送でも住所変更の手続きをすることができます。

とはいえ、郵送で転居届を取り寄せ、さらに提出して、転出証明書を郵送してもらって…と、住所変更に相当な時間がかかってしまうので、なるべく窓口で直接やりとりをする方がよいでしょう。

引っ越し前にチェック!未納の保険料がある場合の注意点とは?

国民健康保険の場合、住所変更をすると保険者がとなる自治体が変わり、その時点から新たな保険証を使うことができます。

後日、前居住地の市区町村より、催告書が送付されるなど未納分の請求を受けることになりますのでそのときには必ず支払いましょう。

もしも、未納料金が高額で一度に支払うことが困難であれば、それがわかった時点で市役所に直接でも電話でもよいので相談すると、分割納付などの提案をしてもらえます。

支払いも連絡もせず、未納分の請求を無視し続けていると、差し押さえなど、大事に発展しかねません。とにかく、支払わないという選択は不可能ですので、ご注意ください。

【引っ越す前にチェック!保険証の手続きについて】

  1. 引っ越し後、保険証は住所変更を行えばすぐに使用可能
  2. 国民健康保険の住所変更は、市区町村役場で行う
  3. 引っ越し前の保険料が未納の場合は、引っ越し後でも支払い可能
  4. 引っ越しの前に、「一括見積もりサイト」を利用して引っ越し予定日と料金を把握してみる

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
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