長距離引越しの人必見!コンテナ便の料金相場・おすすめ引越業者まとめ

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「コンテナ便って、トラック便よりも安く運んでくれるの?」

「長距離の引越しを安く済ませたい!」

長距離の引越しをできるだけ安くする方法の一つが、貨物列車を利用した「コンテナ便」です。

コンテナ便は、全区間をトラック1台で運ぶ引っ越しよりも費用を抑えられる方法ですので、長距離の引越しを検討している方におすすめです。

この記事では、コンテナ便の特徴やおすすめプランについて解説していきます。

コンテナ便の相場は、引越しの時期にもよりますが、東京~大阪間で35,000円前後といわれています。トラック便よりも費用を抑えられる可能性があるので、「引越し日程の融通が利く」「荷物の量が多い」という人は検討してみましょう。

「引越しを急いでいて、日にちを指定したい」や「荷物量が少ない」という人はコンテナ便以外のプランを探すとよいでしょう。

いずれの場合も、引っ越しの一括見積もりサイトを利用すれば、条件にマッチする安いプランと出会えますよ。

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

引越しコンテナ便の特徴と輸送方法とは?

貨物用のコンテナに荷物を積み込み、列車を使った長距離輸送によって引越しを行うことを「コンテナ便を使った引越し」といいます。

コンテナの利用は1個単位です。荷物を積みきれない時はコンテナを追加します。

当然、コンテナの量を増やすと引越し料金も高くなっていきます。

続いて、コンテナ便の特徴やサービスを見ていきましょう。

コンテナ便はなぜ費用が安い?場合によっては通常プランの半額に?

コンテナ便は、物の貨物と一緒に荷物をコンテナに詰め、JRの貨物列車や船便に載せてまとめて輸送するため、個々のトラックに載せて引越しするよりも費用が安くなるといわれています。また、燃料代や人件費を抑えられることも、安くできる理由の一つです。

コンテナ便を利用すると、引越しの荷物量は制限されますが、移動距離によっては通常の引越しの半額程度になることもあります。

コンテナ便は安いが、時間がかかってしまう

「コンテナ便が安いのはわかったが、何かデメリットがあるのでは?」と考える人もいるでしょう。

コンテナ便を利用するデメリットは、一般的な引越しよりも時間がかかる点です。 コンテナ便を運ぶ貨物便は、荷物が一定数集まるのを待つことがあり、また貨物駅ごとに荷物の積み下ろしを行います。そのため、直接トラックで新居まで運ぶよりも到着日数がかかってしまうのです。 荷物の運搬にかかる日数の目安は、以下のとおりです。

区間(距離) 一般プラン(トラック輸送) コンテナ便
東京→大阪(500km) 約1日 約2~3日
博多→東京(1,100km) 約1~2日 約4~5日

コンテナ便は、基本的に荷物が到着するまでに数日かかります。そのため、引越しにある程度の日数がかかっても大丈夫という人におすすめです。

逆に、荷物が少ない一人暮らしの方などはトラックを使った単身パックがおすすめです。

コンテナは、荷物が少ないとスペースに余裕が生まれ割高になってしまいますが、単身パックなら運びたい荷物だけをボックスに詰めるので、比較的安く済みます。

単身パックが安い引越業者を簡単に見つけるには、一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。

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コンテナの大きさは4畳半の部屋とほぼ同じ大きさ

引越しにも使われるコンテナの大きさは、どれくらいなのでしょうか。また、どれくらいの荷物が入るのでしょうか?

JRコンテナの大きさは、一般的に5トンコンテナと呼ばれる大きさで、だいたい2人分の荷物を積み込むことができます。コンテナの大きさは、高さ2.25m×幅2.27m×長さ3.64mで、4畳半の部屋程度です。

一般的な単身パックは、高さや幅が制限されますが、コンテナ便は大きい家具なども積み込むことができます。

コンテナ便の安全性は?利用時は荷物をしっかり梱包しよう

コンテナ便のデメリットは、荷物の積み替えの際に中身が破損する恐れがあることです。

コンテナ便を利用する際は、旧居からトラックに荷物を積み込んだ後、JRのコンテナに荷物を積み替えます。JRのコンテナで目的地付近の貨物駅まで輸送した後に、再びトラックに積み替えをします。

この積み替えの時に、荷物が破損する恐れがあるのです。そのため、荷物が壊れないようにトラックでの引越し以上にしっかり梱包しておくなどの工夫が必要でしょう。 家具・家電などのデリケートなものは、引越業者に手厚い梱包を頼みましょう。

コンテナ便の引越しの料金相場まとめ

JRを利用した貨物便の料金

コンテナ便の料金には、貨物駅間の鉄道運賃、自宅から貨物駅までのトラックでの発送料(集荷・取扱い費用を含む)、貨物駅から新居までのトラックでの到着料(配達・取扱い費用含む)、付帯料金が含まれています。貨物駅間の鉄道運送料金は「JR貨物時刻表」で確認できます。

東京~大阪(貨物ターミナル駅) 38,500円
東京~鹿児島(貨物ターミナル駅) 84,500円

荷物が少ない場合は、コンテナ混載便を利用して割安にする方法があります。荷物の破損や紛失のリスクはありますが、引越し料金を抑えたい人にはおすすめです。

また、引越し料金を抑えるために、一括見積もりで安い引越業者を見つけることも有効でしょう。

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引越業者ごとのコンテナ便プラン

引越業者別・コンテナ便のプラン

業者名 プラン名 内容
JR日本貨物鉄道 JRコンテナによるお引越し トラックに荷物を入れたのち、引越し先の最寄り駅まで鉄道で輸送する。最寄り駅から引越し先までトラックで運ぶ。コンテナ1個には1~2人分の荷物が入る。
アリさんマークの引越社 長距離エコリーズナブルパック トラックの荷台がJRコンテナになっており、積み替えなしで貨物列車に載せるプラン。低コストでの引越しを実現。新居まで荷物の載せ替えもなし。
サカイ引越センター ご一緒便コース 同一方向の人の荷物を一緒に輸送することで費用を抑えたコース。荷物が少なく、到着日を気にしない人にはおすすめ。(※コンテナ便ではありません)
日通 鉄道コンテナ輸送 長距離の引越しをリーズナブルに実現するプラン。5トンコンテナの他、荷物が少ない人向けの2トンコンテナも用意されています。
カルガモ引越センター 家族引越直行便 4トントラック1台分の荷物を運べる直行便。トラック便、空輸便に加え、JRコンテナレール便がある。

コンテナ便の引越しは、引越し先が遠くてもリーズナブルに利用できる点が魅力です。逆に、500Km未満の引越しの場合は、コンテナ便に大きなメリットはない可能性もあります。

長距離の引越しをする人は、トラック便とコンテナ便の料金を比較して選んでもよいでしょう。

コンテナ便の引越業者選びは一括見積もりで比較しよう

コンテナ便を検討している人の多くは、なるべく安く引越したいと考えているはず。では、どの引越業者を選べばよいのでしょうか?

効率良く引越業者を探す方法は、一括見積もりサイトを利用することです。

引越しの一括見積もりサイトとは、ネットから複数の引越業者に見積もりの依頼ができるサービスです。

サイト内の申込フォームに引越しに求める条件を入力するだけで、簡単に複数の引越業者に見積り依頼ができます。

各社から届く見積もりを見比べて、もっとも安く、サービスも期待できる引越業者を選ぶとよいでしょう。

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コンテナ便以外で長距離の引越しを安くする方法

長距離引越しの場合には運送距離から費用が高くなりがち。ですが、選ぶプランによっては長距離でも安い引越しを実現できますよ。

「帰り便」を利用して、安く引越す

「帰り便」とは、荷下ろしをして空っぽになったトラックの荷台を活用するプランです。 引越業者にとっても、何も積まずに帰るよりも、2件分の引越し依頼を一度に済ませられるため非常に効率的です。

しかしこのプランの場合、引越し日は指定できません。 そのため、引越し日にある程度融通が利く方のみが利用できるプランともいえます。

場合によっては通常のプランよりもかなり料金が下がることもあるので、時間に余裕のある方は引越業者に相談してみましょう。

「混載便」を利用して、安く引越す

「混載便」とは、同一方面に引越しをする荷物を一緒にトラックやコンテナに詰め込み、運搬する方法です。一度に2件以上の荷物を運べるため、運搬料金が安くなるというメリットがあります。

予約している人全員分の荷物がそろってからの出発になるため、通常の引越しよりも荷物が届くまでに時間がかかる点がデメリット。しかし、一人で1台のトラックを使うよりも費用を抑えられます。

海を越えて引越しをする場合、安い方法は?

東京から北海道、沖縄から東京など、遠距離かつ海を隔てた土地に引越しをする場合は、次の2つの方法があります。

  • 飛行機を利用した航空便
  • フェリーなどを利用した船便

フェリーを利用したコンテナ便での引越し

フェリーなどに引越業者のトラックをそのまま載せて運ぶ方法です。フェリー代とトラック代がかかるので費用がかさみます。

日本通運は、海上コンテナ輸送は最もリーズナブル」と紹介しています。ただし、利用できるエリアや出航日は決まっているので、事前の問い合わせは必須です。

空路を利用した引越し

航空機を利用した輸送方法もあります。客室の下にある貨物室を利用して引越しをします。通常の航空便の場合は、トラックに荷物を積み込み、空港で飛行機に引越し荷物を積み替えます。

「ひっこし専門協同組合北海道」は、荷物が少ない人向けの「小鳩スカイパック」というサービスを用意しています。

料金の目安は次のとおりです。

小鳩スカイパックの料金(税込)
札幌~東京間 53,900円
札幌~沖縄間 95,700円
札幌~福岡間 86,900円

いずれもBOX1個を利用した時の料金であるため、荷物量が増えればボックス単位で料金が追加になります。

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この記事のまとめ

  • コンテナ便の相場は35,000円(東京~大阪)といわれている
  • 一括見積もりサイトを利用すると、さらに安くなる可能性があります

コンテナ便の利用に向いているのは次のような人

  • 引越し日数の融通が利く人
  • 荷物の量が多い人
  • 時間がかかってもいいから、安く引越したい人

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時期

移動距離

人数

平均20,000

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

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