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引越しをするなら、「一括見積もりサービス」を利用しましょう。利用の際は、引越し先や希望日時などを入力するだけでOK。複数社の見積もりを比較することで、自分に合った引越業者をカンタンに見つけることができます。
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赤帽って何?
赤帽という言葉を聞いたことがある人でも、実際使用したりどのような業務をするのか知らなかったりする人は多いかもしれません。道を歩いていると目にする機会も多い赤帽マークのトラックは、「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」に所属している、個人や業者が所有しています。組合員は全国各地にいるので、日本中で赤帽を利用した引越しや物の運搬を依頼することが可能です。赤帽の引越しでは、赤帽マークの車に入る量の荷物なら、単身でも家族でも利用できます。また、料金相場が把握しやすいのが赤帽の特徴です。見積りで得られた料金がほぼ引越しをする際に支払う料金となり、基本的に追加料金を支払う必要はありません。 また、東京23区及び多摩地区、神奈川、埼玉、千葉の首都圏に限定するものの、引越しに特化した赤帽サービスもあります。「赤帽単身引越しプロ」では、通常の赤帽とは違い、重い家具や家電もトラックや部屋に運んでくれます。一般的な赤帽は、荷物の積み込みや積み下ろしは自分たちで行わなければなりませんが、「赤帽単身引越しプロ」の場合は女性のひとり暮らしでも安心して引越しの依頼ができることでしょう。赤帽のトラックのサイズは奥行き200センチ×幅140センチ×高さ140センチで、ドライバー兼荷物を運んでくれる人がひとり付きます。このサイズよりも荷物の量が多い場合やより多くのスタッフが欲しい場合は、トラックを2台借りて作業員を2人確保する必要があります。 一方、「赤帽ライジング・カーゴ」というサービスもあり、こちらは通常の赤帽トラックよりもサイズの大きなカーゴに荷物を入れて運ぶことができるので、赤帽トラックを2台借りる必要はありません。
とにかく安い!赤帽の引越し料金の相場
赤帽の気になるおおよその料金相場ですが、時間制にする場合は平日で2時間以内ならおよそ1万2,000円前後で、2時間以降は1時間ごとに3,000円前後料金が上がっていきます。距離制にするのなら30キロメートル以内で1万円前後となっており、30キロメートルを超えたら10キロメートルごとにおよそ2,000円前後、51キロメートル以降は10キロメートルごとにおよそ2,100円、101キロメートル以降は10キロメートルごとにおよそ1,200円ずつ料金が高くなります。赤帽の料金はほぼ全国で一律ですが、都内は多少割高になるなど、エリアによって若干の違いがあることに注意しておきましょう。赤帽ライジング・カーゴの場合は、単身引越し節約プランで1万3,500円から、単身引越し標準プランで1万5,000円からとなっています。大型家具などがある場合は、およそ5立方メートルの容量があるカーゴに荷物を詰めることができ、料金は1万8,000円からが相場です。 では、比較対象として他社の料金相場を見ていきましょう。例えば、千代田区一ツ橋周辺から台東区上野周辺に、引越し閑散期の平日に引越しをする場合、2時間以内で作業が終わるなら赤帽だとおよそ1万2,000円となります。他社の相場を見てみると、20社以上の平均価格はおよそ2万4,000円でした。もちろん、この料金は概算相場なので個々のケースによって料金は変わっていきますが、平均値と比べると2倍ほどの価格差があり、また、赤帽と最高値の業者を比べるとおよそ3倍の開きがあったので、赤帽がどれほどお得かが実感できるのではないでしょうか。しかし、お得な価格が評判の赤帽でも、土日祝祭日は料金が2割増になるので注意が必要です。 もうひとつの気になることといえば、万が一のときの補償なのではないでしょうか。赤帽は引越し業者ではないため、荷物にトラブルがあった場合不安だという人もいるかもしれません。赤帽では貨物保険が自動付帯されているため、破損や紛失のトラブルがあった場合でもきちんと補償されるので安心です。しかし、補償対象外の貨物もあるため、どれが対象外に該当するかは事前に確認しておいた方が良いでしょう。
見積り時に注意したいポイント
赤帽で早速見積りを取りたいと考えている人は、引越し予定日の1カ月半前から見積り依頼をすることが可能なので、時間に余裕をもって申し込んだ方が良いでしょう。特に3〜4月の引越し繁忙期には、引越し業者ではないといえど、赤帽も繁忙期を迎えます。引越し予定日に引越しをスムーズに行うためにも、できるだけ早いうちに見積り依頼をしておくことは重要です。赤帽の場合は料金相場が明確に決められているので、見積り時の料金がそのまま請求金額になることが多いですが、荷物が積みきれないなど追加料金が発生するトラブルも考えられるので、請求金額が決まるのは引越しが終わってからとなります。 もうひとつ注意しておきたいポイントは、赤帽での引越しは赤帽の軽トラックに積める量しか運べないことと、作業員は基本的にひとりだけであるということです。重い荷物があるなどの理由で作業員を増やすと、費用が別途発生してしまいます。また、大手の引越し業者とは違い、赤帽には無料段ボールサービスなどのオプションサービスはないため、梱包材は別途購入する必要があります。
費用を安くする方法はあるの?
引越しを少しでもお得にするためには、業者に対して価格交渉をするのが一般的です。しかし、赤帽の場合はもともとの料金が安いことにプラスして、料金設定がきちんとされているため、引越し業者のように大幅なコストダウンや無料オプションの追加は期待しない方が良いでしょう。赤帽は個人で運営しているケースが多いため、あまり無理に価格交渉をしようとすると、引越し依頼自体を断られる可能性も否定できません。 赤帽での引越しを時間制にした場合は、荷造りは引越し前までに完了させて大きな家具は先に分解しておくと、作業時間が節約できて結果的にお得になります。また、作業員がひとりの場合は、助手席に乗ることができます。引越し先まで同乗させてもらうと交通費が節約できるほか、赤帽と自分の到着時刻を同じにすることができるので、相手を引越し先で待たせるといったことはなくなります。 赤帽では、土日祝日の料金は平日の2割増になるため、なるべく平日に依頼するのが安く済ませるコツです。同様に3月末から4月の初めにかけては引越し業界が最も繁忙期となるため、赤帽も普段より料金を上げます。引越し時期は引越し代を安くするためのカギとなるので、できるだけ値上がりのない時期を狙って引越しをするようにスケジュールを調整してみましょう。
赤帽に引越し依頼した人の口コミ
それでは次に、口コミや体験談からみる赤帽の評判を見ていきましょう。ポジティブな意見の多くは、料金設定がわかりやすいことと相場が安いことが挙げられています。一方のネガティブな評価では、積み込み・積み下ろし作業を手伝わなければならなかったり、無料の梱包材サービスがなかったりするという意見がよく聞かれます。これらの評判をまとめると、赤帽では特に近距離や短時間で引越しが終わる人には料金に関するメリットが多く、デメリットとしては引越し業者のように手厚いサービスが受けられないということになります。また、赤帽の場合は、標準貨物軽自動車運送約款によって定められた保険に入っていますが、一般的な引越し業者が入る標準引越運送約款に定められた保険とは違いがあります。そのため、荷物にトラブルが発生したときの補償額が、引越し業者に比べて若干少なくなる可能性があることを覚えておくと良いでしょう。赤帽のサービスが引越し業者と比べると劣るとはいうことができませんが、引越し代金が安くなるだけの理由は必ずどこかにあるものです。何が自分の引越しスタイルに合っているかによって、赤帽への評価は変わっていくといえます。 別方向からの口コミや体験談として注目したいのは、赤帽の多くは個人事業主のため、担当の人によって引越し体験が大きく変わるということです。多くの場合、素早くテキパキと動いたり、丁寧な対応をしてくれたりといった良い評価が聞かれますが、まれに自分とはソリが合わない人に当たる可能性もあります。不安な場合は事前に引越しに来てくれる赤帽の担当者と会って、人柄を確認しておくと良いでしょう。
赤帽は荷物が少ない人にはお得!一括見積で比較検討しよう
以上が、赤帽に関する情報の詳細でしたが、赤帽が魅力的に感じた人も多いのではないでしょうか。しかし、赤帽の良さをよりよく見極めるためには、やはり自分の目で他社とのサービスや料金の比較をしておくことが大切です。その際に役に立つのが、一括見積りサービスです。一括見積りサイトが提供する見積りサービスは、一度の必要事項の入力と送信で、複数の引越し業者に見積り依頼を出すことができます。複数の業者から見積りを取るために個々の公式サイトを訪れるのは、時間がかかるだけではなくかなり手間もかかる作業です。まずは業者の名前を調べるところから始めるケースも多いため、引越し前の貴重な時間の多くを業者探しのために費やすはめになりかねません。そのような自体を避けるためにも、まずは一括見積りサイトを訪れて、いろいろな業者の名前や特徴を調べてみましょう。 一括見積りサイトのメリットは、ただ料金相場が比較できたり見積り依頼を行えたりするだけではなく、さまざまな引越し業者や赤帽のような運搬を専門とする業者の情報が得られることです。見積りを比較するときに大切になるのは、実際は料金だけではありません。サービスの種類や質も、自分にとってベストな業者選びのための重要な目安となります。見積りは比較対象があってこそその真価を発揮するので、赤帽だけではなくそのほかの引越し業者にも一括見積りを出しておくと、自分にベストな業者が見つかりやすいことでしょう。