引越し見積もりシミュレーション※PR
平均20,000円
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
引越業者と便利屋のサービス内容の違い
便利屋と引越業者にはいくつかの違いがあります。
引越業者は「引越し」のエキスパートです。単身者の荷物が少ない引越しから、大家族の長距離引越しに至るまで幅広く対応しています。具体的には、次のような特徴があります。
引越業者の特徴
- 引越し専用の車や梱包資材を保有している
- 割れやすい食器類の梱包作業から、大型の家電・家具の運搬まで丁寧に行う
- 引越し作業をスピーディーに進める。荷物の少ない短距離の引越しなら2~3時間で終わることもある
- 複数人の引越業者のスタッフが作業にあたるため、人件費を含めた引越し費用がかかる
- 梱包資材を無料で提供してくれる引越業者もある
- 見積もりを取った時点でダンボールなどの梱包資材を提供してくれるため、余裕をもって梱包を進められる
一方便利屋は、基本的に「家のことなら何でも引き受けてくれる」というのが特徴です。具体的には次のような特徴があります。
便利屋の特徴
- 引越し作業も請け負うが、引越しに特化しているわけではない
- 引越業者に比べると時間がかかったり、作業に不慣れなこともある
- 梱包資材をもっている会社は少なく、梱包資材は依頼者が自分で用意しなくてはならないこともある
- 引越業者よりも料金は比較的割安である
それぞれメリット、デメリットがあることがわかります。
便利屋は、「家」に関することならほとんど引き受けてくれるため、ホームクリーニングやエアコンの設置といった作業も引越しと同時に依頼できるでしょう。
引越業者と便利屋の料金、どちらがお得?
便利屋と引越業者の値段を比較してみましょう。
便利屋の料金は基本的に、「1時間あたり〇円」といった時間制をとっていることが多いようです。例えば、1人のスタッフが1時間作業すると3000円、といった具合です。
作業員1名・1時間3000円の便利屋の場合で、引越しにかかる費用をシミュレーションしてみましょう。
便利屋を利用した引越し費用(例)
料金の項目 | 費用(目安) |
---|---|
作業費(2名・3時間) | 18000円 |
車両費 | 3000円~ |
養生費他 | 便利屋による |
便利屋!お助け本舗を調べた結果より
料金の設定は、便利屋によって異なりますが、少なくとも2万円以上は想定しておいた方がよいでしょう。大型の家具・家電を運んだり、引越し先が遠方になったりすると、その分追加料金が発生することもあります。
また、引越し当日になって「予定よりも作業時間がオーバーした」「走行距離が思ったより長かった」などの理由で、最終的な金額が当初の見積もり額より高くなる可能性もあります。
以上のことから、便利屋を利用した引越しがお得なケースは、引越しの移動距離が極端に短かかったり、運ぶ荷物がきわめて少ないケースといえるでしょう。
一方、引越業者であれば、移動距離や荷物の量などによってお得なプランが用意されています。
単身者の近距離引越しなら1万円ちょっとで行えることもあります。また、当初の見積もり額から大幅に変わる可能性もほとんどありません。総合的に見ると、引越業者を利用した方が安く済むことが多いでしょう。
便利屋と引越業者、それぞれのメリット・デメリット
ここでは、引越業者と便利屋、それぞれに引越し作業をお願いするメリット・デメリットを見ていきましょう。
便利屋に"引っ越し"作業を依頼するメリット・デメリット
便利屋のメリット
- 短距離引越しかつ1人で運べるような荷物の場合、引越業者よりも安く済む可能性がある
- 引越し作業と同時に、ハウスクリーニングやエアコン設置なども依頼できる
- 24時間対応の便利屋であれば、夜間の引越しも頼める
一方で、便利屋にはデメリットもあります。
便利屋のデメリット
- 引越し作業に慣れていないスタッフの場合、大型家電・家電の搬入・搬出に不安がある
- 結果的に見積もり金額よりも高くなることがある
- 梱包資材を自分で用意しなくてはならないことがある
- 荷物の補償が付いていないことがある
引越業者に引越し作業を依頼するメリット・デメリット
引越業者には、次のようなメリットがあります。
引越業者のメリット
- 荷物補償もあり、大型の家具・家電の搬入・搬出も安心して任せられる
- 当初の見積もり価格から高くなることはほとんどない
- 梱包資材を提供してくれる引越業者が多い
引越業者のメリットは、やはり引越しに関することなら何でも安心して任せられるという点です。
一方、デメリットは以下のとおりです。
引越業者のデメリット
- 3~4月の引越し繁忙期は、値段が高くなる。また、予約ができないこともある
- ハウスクリーニングやエアコンの設置などに対応していない引越業者もある
以上のこと考えると、単身者で一人で運べる程度の荷物での引越しであれば、便利屋の利用を検討してみてもよいでしょう。
ただし、家族での引越しや、大切な家財道具がある場合は、引越業者に依頼した方が安心かもしれません。
引越業者は一括見積もりサイトなどを利用して見積もりを取り寄せ、便利屋が気になる人は一度見積もりを頼んでみるとよいでしょう。
大切な荷物を運ぶ引越しだからこそ、どこに頼むか慎重に検討してみてくださいね。