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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
目次
仏滅の引越しが避けられるのはなぜ？大凶・吉日など六曜について解説
「仏滅の引越しは縁起が悪い」といわれるのは、六曜という暦が日本人になじみがあるためです。
六曜とは、吉凶をあらわす6つの曜による暦です。
- 大安
- 先勝
- 友引
- 先負
- 赤口
- 仏滅
それぞれが表す吉凶の内容は、次の通りです。
大安
婚姻や新規事業、建築、移転、旅行などすべての物事を始めるのによいとされる日です。
終日吉日とされるため、一日の内でいつ何を始めてもよいというお日柄です。
お祝いごとだけでなく、何事を始める場合でも好まれます。
先勝
「先んずれば勝つ」という意味で、何事も急ぐとよいという日。
午前中は吉ですが、午後2時～6時頃までは凶とされています。
引越しの日として選ぶなら、午前中にスタートするように予約します。
友引
友引とは「凶事に友を引く」という意味ですが、勝負事では引き分けを意味します。
何をやるにも可もなく不可もなくという日ですから、引越しをする場合も、特別よくはないが悪くもないというお日柄です。
お葬式などの凶事を行うとき以外は、特に気にする必要はないでしょう。
先負
先勝の逆で、午前中は悪いが、午後はよくなるという日です。
引越しをするなら、午後から作業が始まるように予約をします。
赤口
陰陽道でいう赤舌日のことで、羅殺神が支配する不吉な日とされています。
したがって、一日を通してよくないとされていますが、午前11時～午後1時頃までならかろうじて吉とされています。
引越し作業は午前か午後、いずれかを選んで予約することが多いため、吉の時間帯のみを選ぶことはできないでしょう。
仏滅
万事に凶とする大悪日で、六曜の中でもっとも縁起の悪い日と言われています。
移転、開店、新規事業の開始など、すべてのことに終日凶とされ、婚礼や祝いごとを避ける風習があります。
また、この日に病気にかかると長患いになるといわれています。
引越し予定日が仏滅・赤口に…おすすめの2つの対処法
できることなら縁起の悪い日は避けたいが、やむを得ず仏滅や赤口に引越さなくてはならないこともあるでｈそう。
縁起が悪いとされる日の引越しでも気にせず済むよう、以下の2つの方法を紹介します。
- 引越し予定日より先に新居に移る
- 塩を撒く
引越し予定日より先に新居に移る
対処法のひとつに、引越し日よりも前の大安など縁起のよい日時を選んで、先に持ち運べる日用品を旧居から新居に移すというものがあります。
とにかく引越し荷物の一部を前もって新居へ移してしまえば、その日が引越し日になるという解釈です。
新居に移す日用品は、茶碗でも食器でも、押し入れにしまっておける布団などでもかまいません。
サイズが小さいもののほうが楽に運べるでしょう。ダンボールに詰めた荷物でも構いません。
たとえ縁起がよいとされる大安に荷物を運び出しても、引越し先が遠方の場合は搬入が翌日以降になってしまいます。
大安の翌日は仏滅ですが、このようなケースを縁起が悪いということはあまりありません。
搬出と搬入が2日にまたがる場合は、1日目を引越し日と考えるからです。
塩を撒く
引越し先が遠方で、事前に荷物の搬入ができないなら、清め塩で厄払いをしてから引越し作業を始めるとよいでしょう。
きちんとお清めをしてから作業を始めるのですから、縁起の悪さを気にせず済むでしょう。
六曜を考えると、6日に1日は仏滅ということになってしまいます。仏滅も赤口も、お日柄が悪いと言い出すと、一年のうちの3分の1は引越し日として選べなくなってしまいます。
そのため、「縁起の悪い予定日より先に引越しをした」という解釈をしたり、「塩を撒く」などを実践することで、なるべく引越し日の選択肢を増やすのも手です。
仏滅は実は大安より縁起がよい日柄？「物滅」を吉日とみなす考え方
仏滅というのは「仏を滅する」ではなく「物が滅する日」で「物滅」なのだという考え方です。
この場合、物事が一度滅したあと新たに始まり、今度は物を失くさないようにする日だと解釈されます。
この解釈に基づけば、仏滅という日はかえって大安よりも引越しという新たな門出にふさわしい日ということになります。
一般的に仏滅は「仏を滅する大凶日」とされ、引越し日としては敬遠される傾向がありますが、六曜とはもともと仏教とは無関係の暦です。
したがって、六曜の吉凶に仏が絡んでくることは考えにくいとする意見もあります。
実際に引越し作業を行うスタッフによると、「お日柄によって作業内容が変わることはなく、これまで何か変わったことが起こったということはない」という意見がほとんどです。
物事はどう解釈するかによって、よくも悪くもなります。
仏滅を選ばざるを得ないときには、自分やまわりの人を納得させられるような解釈をすることも必要でしょう。
お得に引越しするチャンス？仏滅に引越す人が少ないって本当？
先勝、先負、赤口などは気にせず、大安と仏滅、友引だけを気にする人も多いことから、仏滅はほかの日よりも引越しの予約が少なくなるという話もあります。
引越業者としては、トラックやスタッフに余裕があれば1件でも多くの引越しの依頼がほしいため、仏滅は料金を値引きしてくれる可能性もあります。
「ダメでもともと」というつもりで。「この日は仏滅ですが安くなりませんか？」と聞いてみるのもよいでしょう。もしかすると割引きをしてくれるかもしれません。
もともとの予定日が仏滅以外のときにも、仏滅の日に替えたらどれくらい安くなるか聞いてみましょう。
引越業者のスケジュールに余裕がある場合は、予定日を仏滅に変更して、値下げしてくれる可能性もあるでしょう。
また、複数の引越業者から見積もりをもらうことで、値段の交渉がさらに進めやすくなります。
一括見積もりサイトなら、無料でカンタンに複数の引越業者に見積もりを依頼できますよ。
費用を少しでも抑えたい！仏滅の引越しはどのくらい値引きされる？
どれくらい値引きしてもらえるかは、繁忙期か閑散期かによって若干異なります。
閑散期は通常でも割安なことが多いですが、比較的日取りを選びやすい時期ということもあり、大安に引越しが集中しやすくなります。
仏滅であれば割引額が高くなり、2割以上安くなる場合もあるでしょう。
しかし、繁忙期の場合は仏滅を気にすると引越せなくなる場合もあるため、仏滅というだけではそれほど大きな値引きを受けられません。
六曜以上に、曜日のほうが料金に反映されます。
仏滅かどうかにかかわらず、土日や祝日は料金が割高です。とはいえ、あえて仏滅を選ぶ価値がないわけではありません。
最初から大安は料金が割高に設定されていることがあるため、大安を避けて仏滅を選ぶことには意味があります。
それに、繁忙期でも値引きがないとは限りません。
交渉してみれば多少の値引きしてもらえる可能性があります。
繁忙期に少しでも引越し代を抑えたい場合は、複数の引越業者から見積もりを取ることがおすすめです。
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【早めの一括見積もり】仏滅にお得な引越しを実現する方法
引越しが決まったら、できるだけ早く引越し一括見積もりサイトを通じて見積もりを取るようにしましょう。
仏滅といえども、2～3月の引越しハイシーズンはすぐに予約が埋まってしまいます。
そのため、少しでもお得に引越しをするためには、早めに行動を起こす必要があります。
引越し一括見積もりサイトを経由すれば、一度に複数の引越業者から見積もりを取ることができ効率的です。
日にちによって異なる引越し料金の相場を知ることができ、比較しやすくなるのも一括見積もりを利用するメリットです。
また、一括見積もりサイトから見積もりを依頼することによって、最初から競合他社がいるということを引越業者が意識してくれる可能性もあります。
また、引越し日まで余裕があるのであれば、自分が希望する日時を選ぶこともできるでしょう。
さらに料金の交渉もしやすくなりますから、引越しが決まったらすぐに見積もりをとりましょう。
仏滅がいつなのかを調べておき、引越し予定日を仏滅の日に指定して見積もりを取ると、ほかの日を指定するよりも安くなる可能性が高くなります。
避ける人が多い仏滅を意識しながら、お得に引越しをしましょう。