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平均20,000円
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
生活保護の受給者が住宅扶助を受けるには?
住宅扶助は、生活保護を受けている人に対して、家賃や転居・契約更新にかかる費用を補てんするために支給するものです。
上限額は居住地域によって異なります。また、全国の家賃の実態や家賃物価の動向を反映し、上限額の設定が適宜変更になることもあります。
例えば、東京都福祉保健局が管轄する東京23区の場合、単身世帯であれば5万3,700円、2人世帯であれば6万4,000円が上限額です(2015年7月1日~)。上限額については、居住地域の福祉事務所に問い合わせてみましょう。
では、住宅扶助はどういった場合に支給されるのか、具体的に見ていきましょう。
住宅扶助を引越し費用に充てることはできる?
住宅扶助は、家賃や間代、地代など、住居にかかる費用を助けてくれるものです。ただし、共益費は生活扶助に含まれるので注意しましょう。
また、生活保護を受けている人が引越す際に必要となる資金も、一定の限度額内で支払われます。具体的には敷金や更新料などです。
引越し費用のうち敷金を負担してくれるなら大助かりですが、支給には自治体によりさまざまな条件があります。多くの場合、災害によって住宅が失われたり、世帯人数に対して極端に狭かったり、離婚や転職によって住居を去らねばならなかったりと、やむを得ない事情があれば敷金が支給されるようです。
また、住宅扶助として、住宅維持費が支給されることもあります。住居やその従属物について補修を必要とする場合、社会通念上最低限度の生活にふさわしい程度に回復するための費用です。
おもに以下のものが該当します。
- 畳
- 建具
- 水道設備
- 配電設備
住居の状態によって支給される住宅維持費も変わってきます。条件も自治体によって異なるので、まずは居住地域の福祉事務所に問い合わせてみましょう。
福祉事務所の一覧はこちらから確認できます。
引越し費用については複数社の見積もりが必要
生活保護を受けている場合、引越しの費用も負担してもらえるはずです。ただし、費用の求め方についてもルールがあるようなので、事前に福祉事務所に相談することをおすすめします。
引越し費用については、3社以上の引越し業者の見積もりを求められることがあるようです。1社ずつ電話して訪問見積もりをお願いするのは、なかなか面倒ですよね。
そんな時は、一括見積もりサイトの利用を検討してみましょう。転居元と転居先の住所を入力し、運んでほしい荷物をチェックして送信すれば、1分ほどで複数社から見積もりが届きます。
正確な荷物の量をもとにした引越し費用を知りたい場合は、訪問見積もりをしてもらいましょう。一括見積もりで連絡がきた引越し業者の中から、気になった会社に依頼するといいですね。