引越し見積もりシミュレーション※PR
平均20,000円
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
助成金は新婚・子育て世帯向けのものが多い
自治体の助成金には、主に次のようなものがあります。
1 家賃・住宅購入
2 移住・転入
3 出産や子育て
4 起業・就職
このうち引越しに関わる助成金にあたるのは、「1 家賃・住宅購入」と「2 移住・転入」です。
各助成金を見ていくと、新婚や子育て世帯(ファミリー世帯)を対象となっている場合が多いことがわかってきました。
それぞれ見ていきましょう。
助成金1:家賃・住宅購入
多くの自治体で、家を借りたり、購入したりする世帯に対して助成金を用意しています。
具体例を2つ見てみましょう。まずは、家賃助成を行っている茨城県常陸太田市を紹介します。
【例1:新婚家庭への家賃助成(茨城県常陸太田市)】
- 助成対象…家賃
- 助成額…1世帯あたり月額2万円(家賃2万円未満の場合はその金額)
- 助成期間…最大36ヶ月
- 対象家庭…新婚家庭(申請日前3年以内に婚姻届を提出している夫婦)
この助成を受けるためには、年齢など他の条件も満たす必要があります。また、市営住宅や社宅、官舎などは対象外です。
続いて、岐阜県大垣市の住宅購入資金に対する助成を紹介します。
【例2:子育て世代等住宅取得支援事業利子補給金(岐阜県大垣市)】
- 助成対象…新築の住宅・分譲マンションの購入費
- 助成額…最大30万円
- 助成期間…3年間
- 対象家庭…中学生以下の子ども(妊娠中含む)がいる、または配偶者のうち1人が40歳未満
中古住宅や賃貸住宅、増改築などは対象外となるものの、ローンの利子分(年間上限10万円)を助成してくれるのはうれしいですね。
他の自治体でも、上記2例のように若い世帯を対象にした助成が目立ちます。
助成金2:移住・転入
市内に移住したり転入したりする家庭についても、自治体は助成金を用意しているようです。
東京都新宿区の例を見てみましょう。
【例1:次世代育成転居助成(東京都新宿区)】
- 助成対象…引越し代、転居前後の家賃差額
- 助成額…最大10万円(引越し代)、月額最高3万5,000円(家賃差額)
- 助成期間…引越し代は一括支給、家賃差額は最長2年間
- 対象家庭…義務教育修了前の児童を扶養・同居している
東京23区も、子育て世帯を積極的に迎え入れようとしているようですね。
助成金を申請するにあたっての注意点
助成金を申請する前に、まずは各自治体のHPを確認しましょう。
住宅課や子育て支援課などで、募集要項を公開しているはずです。市役所などの窓口へ相談に行くのもいいでしょう。
ただし、助成金は常に募集しているわけではありません。
東京都新宿区の次世代育成転居助成の例では、これまで第3期までの受け付けが完了・進行中です(2020年1月時点)。受付期間はおよそ4ヶ月で15~20世帯を募集しています。
他の自治体でも受付期間を設けている場合があるので注意しましょう。
引越し費用の助成金を受け取ると所得税に影響がある?
助成金は返済する必要はありませんが、所得税がかかる場合もあるので注意しましょう。
所得税は、1年間(1月1日~12月31日)で発生した個人の所得にかかる税金です。会社員であれば、通常は会社が年末調整を行うので、確定申告は必要ではありません。
ただし、助成金を受けた場合、会社は確定申告を行ってれないので注意が必要です。
1年間の所得が20万円を超えると所得税がかかってきます。20万円を超える助成金を受けたら確定申告の準備をしましょう。
一括見積もりサービスで引越し費用20万円以下を目指す
引越し費用を助成してもらいたい場合は、所得税の影響を受けない20万円以下におさえるといいでしょう。
複数の引越業者に見積もりを依頼すれば、より安い引越し代を選ぶことができます。他社の見積もりは金額交渉にも役立つはずです。
一括見積もりサービスであれば、旧居と新居の住所を入力し、運んでほしい荷物を選べば、1分ほどで複数社から見積もりを受け取ることができますよ。