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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
目次
引越しで転園ができるか不安!待機児童を防ぐには早めの行動を
近年は待機児童が問題になっている通り、都市部だと保育園への入園が難しいとよく言われています。引越しによって保育園を転園したい、という人は、地域によっては相当難しいということを理解しなくてはなりません。
もしも同じ自治体内など、近場での引越しを行う場合、都市部など、待機児童が多く保育園に空きの無い地域でしたら、そもそも空きが無い状態ですので、転園は諦めた方が良いです。頑張って今までの保育園に通い続けるか、もしくは空きのある地域へ引越しをするように引越し先を調整する、という選択肢が考えられます。
もしも、他市町村といったように保育園の区外へ引越す場合は、今までの保育園に通い続けることは難しくなります。こうなると、転園するしかありませんが、やはりここでも同様に、待機児童が多い地域ですと、転居先で保育園を探すのは大変難しいです。
たとえ転勤に伴う転園で既にお母さんが仕事に復帰しているご家庭でも、他のご家庭と同様の条件で、(むしろ、住民票が移っていない段階での入園申請ですとマイナスの条件で)保育園への入園認可がおりるかどうかが決まります。
比較的入り易い4月の入園枠に入るために早めに住民票だけ移してしまう、というご家庭もあるくらいですので、引越しに伴って転園を考えている場合は、とにかく早めに役所の窓口にしっかり問合せ・相談をし、どういうスケジュールでどのように動くのか、作戦を考えておくことが必要です。
保育園よりも幼稚園のほうが受け入れ先が見つけやすい
また、今まで保育園へ通っていたけど、引越しを機に幼稚園への転園をお考えの方は、保育園よりは転園先を見つけやすいかもしれません。ホームページ等で引越し先周辺の幼稚園を調べて、事前に問い合わせをしてみましょう。
とはいえ、引越しに関わらず、保育園から幼稚園への転園は、子供よりも大人にとっての環境がかなり変わることは覚悟しなくてはなりません。
施設によって事情は異なりますが、幼稚園は小学校の前段階の教育機関ということで、働いていない専業主婦の母親が多く、毎日のお弁当を用意しなくてはならなかったり、また、平日に親子イベントや行事を開催したり、と保育園に比べて親の負担が多くなることが予想されます。
引越しで慌ただしい時期には難しいかもしれませんが、幼稚園は教育の仕方やイベントの開催について色々な種類の施設がありますので、そういった条件で選んでみるのも一つの手です。
引越しで転園するときの手続き方法や転園先を探すときのポイント
保育園の転園の手続きは自治体によって異なりますが、転園したい保育園を決めたら、必要書類を各自治体の担当窓口に提出する、という流れが一般的です。申し込みできる期間と入園のタイミングについては、地域によって異なります。
また、待機児童の多い地域だと、早く申込みをした人から優先して入園させてもらえることにはならず、労働環境や育児をしてくれる親類が近隣に住んでいないかどうかなど、様々な基準によって入園の可否が決まります。
転園先を見つけるカギは情報収集!候補を複数リストアップしよう
転園のむずかしさには地域差が大きいのですが、待機児童数とその地域の保育園の定員状況が難易度の目安になりますので、そういった情報を集めることが、転園をスムーズに行う上ではとても重要です。
もしも待機児童数が非常に多い地域である場合、たとえお母さんが既に仕事復帰していたとしても、その地域に以前から住んでいて、待機期間が長いご家庭が優先され、入園枠がすべて埋まることは大いに考えられます。
待機児童数が多い自治体地域へ引越しをされる場合には、市役所などが管轄している保育園に転園できないケースを考え、多少遠くても周辺地域の施設を探したり、あるいは、ベビーシッターなど保育園以外での保育の可能性を考えたりすることも必要になります。
もしも空き状況に余裕があり、ある程度保育園の選択肢が広い場合は、いくつかの候補をリストアップし、転園先の下見を行うと良いでしょう。その際、以前通っていた保育園との相違点や転園費用などを総合的に判断し、ベストマッチな転園先を探しましょう。
転園には就労証明書や妊娠の証明書が必要!早めの用意が肝心
保育園の転園のための主な必要書類は、一般的に、就労証明書や妊娠の証明書など、保育を必要とする状況を証明する書類であることが多いです。
いずれにせよ、職場や産婦人科医院などに依頼して用意する文書になることが予想されますので、各自治体のホームページなどで早めに確認しておきましょう。
必要書類の提出と申込みが完了し、無事に認可が下りれば、保育園引越し先にある幼稚園、保育園を選ぶときには、いくつかの園をリストアップして選べると理想的です。その際、転園先の下見を行い、以下のポイントをチェックしましょう。
転園後の子供が心配!環境が変わっても家庭は変えずに接するのが大切
それまで仲の良かった友達と離れなくてはならない、また突然の新しい環境に不安な気持ちが生じるなど、転園は子供への精神的なストレスを生みます。
もちろん、その程度に差はありますが、全く不安な気持ちを持たずに転園する子供はほぼ居ないと考えて良いと思います。とはいえ、保育園に通っている間のことは、親にはどうにもできません。
親ができることは少ないですが、自宅を子供がリラックスできる場所に環境を整えるだけで、子供の精神的な負担はかなり減ります。
引越し前に比べて元気の無くなってしまった子供を見て色々と思うことはあると思いますが、無理に詮索しようとせず、引越し以前と変わらない明るい家庭環境を保ち、子供をリラックスさせられる環境を作れるようにしましょう。
退園時のお礼はどうする?必ずプレゼントである必要はなし!
転園に伴い、通っていた保育園にお礼をするのが一般的です。ただし、このとき、ご挨拶するだけで済ませるのか、それとも、何か菓子折りなどを用意した方が良いのかについては、それぞれの施設によって異なります。
施設によっては、立場上の問題やトラブル回避を目的として贈り物を受け取らない場所もあるので、それとなく先生や周囲のママ友に確認してみるのが良いでしょう。
贈り物を受け取っていただけない施設だけど何かお礼をしたい、という方は、子供からの手紙やお礼の手紙を書いて渡すという手もあります。先生方ではなく、子供のクラスメイトに対してお礼に何かプレゼントを用意する、ということも考えられます。
個別に仲の良い子どもの友達に対して用意する場合は、ちょっとしたお菓子や、子供が使えるような文房具などに一言メッセージを書いたカードを添えるなど、小さなサイズでささっと手軽に渡せるようなものを準備すると良いでしょう。
また、こちらは施設によっては受け取っていただけないと思いますが、保育園全体でみんなが使える本やおもちゃなどを寄付する場合もあるようです。
子供のクラスメイトにプレゼントを用意する場合も、人によってどの範囲まで配るべきかなど考え方はさまざまなので、関係性を崩さないように配慮しながら行いましょう。