引越し見積もりシミュレーション※PR
平均20,000円
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
引っ越しのらくらくパックって何?サービス内容が知りたい!
さまざまな引っ越しプランがありますが、その中でも何でもしてくれるというらくらくパックに注目してみます。
一般的に引っ越しは引越業者が、以下のサービスを行ってくれます。
- 荷物を家から出してくれる
- トラックに積み込んで新居まで運んでくれる
- 新居に荷物を降ろしてくれる
らくらくパックは、上記にプラスして荷物の梱包と開梱までしてくれるサービスとなっています。
引っ越しはどの作業をとってみても非常に大変です。中でも素人には非常に難しい「搬入」と「搬出」の部分をプロに任せることが多いですが、実は荷造りや荷解きがかなり大変なのです。
- 梱包はするけど開梱はしてほしい
- キッチン用品などだけ一部梱包してほしい
- 衣類だけは自分で梱包する
など、らくらくパックを選択した場合、利用者がする作業は貴重品の管理と引き払う住まいの掃除がメインとなります。
なぜ引っ越しらくらくパックが選ばれるのか
実際にらくらくパックを利用した方々はなぜらくらくパックを利用したのでしょうか。
子どもが小さくて手が離せなく、梱包する暇がなかった
おもに、まだ子どもが生まれて間もない家庭でありうる話です。
夫の転勤により家族の引っ越しが決まり梱包をしなければならなくなったが、子どもが2歳と生まれて3ヶ月。育児に手がかかり梱包どころじゃない。
転勤のための引っ越しだったが荷造りをする時間がいっさいなかった
こちらは、転勤族やお仕事で忙しい人が多いです。
転勤が決まりどんどん引っ越しの日にちが近づいてきたが、仕事が忙しく梱包する時間がまったく取れなかった。
妊娠中なので作業が大変で、特に重たいものが持てなかった
当然ですが、妊娠中は動くことすらままならないものです。
妊娠中で体調がすぐれず、梱包したものを抱えることもできなかった。主人が心配してくれて梱包、開梱ありのらくらくパックを選択してくれた。
らくらくパックを選んでいる方は単身赴任での引っ越しで仕事のため時間がない方や、子どものいるご家庭の方に多く見られます。
らくらくパックの利用料金を少しでもお得にしたい人は、無料の「引っ越し一括見積もり」を利用して安い料金の業者を見つけることです。
引っ越しのらくらくパックってどこまでしてくれるの?作業範囲について
らくらくパックを利用した場合、引っ越しの工程や作業範囲についてなかなか情報を得ることが難しい場合があります。
らくらくパックの流れや作業範囲について詳しく見てみましょう。
梱包作業
見積もりの時点でどれくらいの梱包作業員が必要か決まります。当日見積もりに応じた梱包作業員が梱包作業に入ります。
梱包作業は大物の梱包や搬出と同時進行で行われる場合が多いですが、梱包する荷物がかなり多い場合には、引っ越し前日に作業員がお邪魔して梱包することもあります。
当日梱包しながらだと確実に引っ越しが終わらない場合などによくこの方法が使われます。
一言で梱包といってもどこまでやってくれるかというと
- 場所ごとに担当を決める
- 部屋の見積もり図をつくり、どの部屋の荷物か明確にし梱包した際に箱に番号や何が入っているか記入する
- 食器棚や本棚などはどの段に何が入っているかの見取り図を作成し、開梱したときに元に戻せるようにしておく
- 荷物の運び出しに邪魔にならないように1ヶ所にまとめてくれる
- プロならではの専用資材を使用した梱包をしてくれる
というところまでしてくれます。
搬出
まずはダンボールや衣装ケースなどからトラックに積み込んでいき、大物家具や庭にあるもの全般が最後に積み込まれます。
どうして小物から積み込みを始めるのかというと、新居に着いて小物を降ろすのは積み下ろし作業の終盤になるからです。
搬出の際の手順は
- 傷をつけないようにさまざまな場所に養生をする
- ダンボールなどの小荷物を積む
- 家具や家電などの比較的大きいものを積む
- 養生を片付ける
となります。
らくらくパックではなく通常の引っ越しの場合だとあらかじめ小物などは梱包してあるのが前提になっていますが、その場合すぐにトラックに積み込んでいけるのでかかる時間が短くて済みます。
そのためらくらくパックは通常の引っ越しよりも時間がかかってしまうでしょう。
退去後の掃除
サカイ引越センターやアリさんマークの引越社などは、10分間サービスといって作業終了後に10分間だけ掃除や家具の移動など手伝いをしてくれるサービスがあります。
このときに軽い掃除などは依頼できますが、基本的に掃除は依頼者ご自身でしなければなりません。
清掃はオプションとしてセットでつけることは可能です。依頼した場合は引越業者ではなく清掃専門の業者が行う場合がほとんどです。
らくらくパックは業者ごとにサービス内容も、料金もさまざまです。一度「一括見積もりサイト」を利用して業者別比較や料金相場を確認してみると予定が立てやすくなります。
新居への搬入
以下、新居での作業の流れです。
- 養生をする
- 指定された場所に大きい家具、家電などを降ろし、設置する
- 指定された場所にダンボールを運ぶ
- 各部屋で開梱作業をする
- ダンボールなどの資材を回収する
- 養生を片付ける
まずは新居で家具や家電を設置するところが肝心です。大きいものは後から運んで設置することができないのでこの時点で必ず決めなくてはなりません。
どうしても家具の場所が決まらない場合は仮置きしてもらって後から設置してもらうこともできますが、小物を搬入してからだと移動できない場合があるのでそれは覚悟しておきましょう。
自分でやらなくてはならない準備は?
らくらくパックを頼んだ場合、引っ越しに関してお客様自身でしなければならないことがあります。
当たり前ですが、引っ越し作業に含まれない各種転居の届け出などはご自分でする必要があります。
貴重品の管理
引っ越しにあたり作業員が一番困る荷物が実は貴重品です。
貴重品は非常にトラブルに発展しやすいものなので、ご自分できちんと管理してください。貴重品の管理は自己責任となっています。
新居の家具の設置場所と荷物の振り分け先を考えておく
これも意外と難しいことです。引っ越し先の部屋数が現在と異なる場合は特に注意が必要で、これが決まっているといないとでは引っ越し時間に大きな差が生まれてしまいます。
実際に、当日新居で荷物の行き先について家族間でもめて引っ越しが長引いてしまうことはよくあります。作業員にも迷惑がかかりますので当日までに必ず決めておきましょう。
各書類の手続きと転居届
引っ越しに関してさまざまな契約の更新や停止などがあります。各引越業者のパンフレットなどに当日までにしなければならない必要事項などが記載されていますので、必ず当日までに終わらせておく必要があります。
アート引越センターなどでは業界ではなかなかないワンストップサービスを無料でしてくれます。
電力会社への電気の使用停止と引っ越し先区域の電力会社に使用開始の手続きを代行してくれたり、NHKの住所変更手続き、新聞の手配、郵便局の住所変更手続きなど代行してくれます。
ズバリ!引っ越しのらくらくパックにかかる料金が知りたい!
通常の引っ越しプランと比較するとやはり相場は高い?
各大手業者はどのようなサービスを展開しているのでしょうか?
業者名 | 解説 |
---|---|
アート引越センター | 「おまかせパック」荷造り、荷ほどき作業。引っ越しのすべてを任せられ、レディースパックや学割パック、シニアパックなども用意。おまかせパックにハーフコースとフルコースがあり、ハーフコースは自分で開梱作業をしなければならず、フルコースは開梱作業も作業員が行う |
サカイ引越センター | 「らくらくコース」 らくらくコースはA~Cがあり、Aは梱包から開梱まですべて対応、Bは開梱のみ自分で、Cは食器と大型家具だけ梱包から開梱までを作業員にしてもらい他の梱包や開梱は自分でするプラン |
アリさんマークの引越社 | 「アリさんパック」荷ほどきは自分で、梱包は作業員がしてくれる。フルパックになると荷ほどきまでしてくれる。 |
アーク引越センター | 「スマートコース」荷ほどきは自分で、それ以外は作業員がしてくれる。スペシャルコースになると荷ほどきもしてくれる |
日本通運 | 「えころじこんぽ」セルフプラン、ハーフプラン、フルプランがありハーフプランが開梱は自分で、それ以外を作業員がしてくれる。フルプランは梱包から荷ほどきまで作業員がすべてやってくれる |
らくらくパックと一口にいっても各業者ごとで得意サービスは異なっていて、料金にもばらつきがありますが、以下参考相場です。
「同一圏内20~50㎞の引っ越しと仮定」
- 単身:8万~10万円
- 二人暮らし:12万~15万円
- 家族の引っ越し3人以上:13万~20万円
通常の引っ越しと比べると梱包のみで2万~5万円、フルで万4~8万円くらい上乗せされると考えていいでしょう。
見積もりのコツ
引っ越し料金は少しでも安くしたいものです。らくらくパックはただでさえ料金がワンランク上の引っ越しとなりますから相見積もりは必ず取りましょう。
引っ越しは早期割引きなどをしているところもあるので1~2ヶ月前から取り始めましょう。早めに申し込むことで、希望日の予約が取りやすくなります。
「一括見積もり」に申し込んで一度で複数の業者の見積もりを取るのが効率が良い方法です。