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引越しをするなら、「一括見積もりサービス」を利用しましょう。利用の際は、引越し先や希望日時などを入力するだけでOK。複数社の見積もりを比較することで、自分に合った引越業者をカンタンに見つけることができます。
※引越し侍の一括見積を利用しても、クロネコヤマトの見積もりを取ることができません。
クロネコヤマト単身パックの料金と容量
ヤマトの物流サービスは、「クロネコヤマト」の愛称や「ヤマト運輸」の社名でよく知られていますね。
ヤマトグループの中で引越しサービスを展開するのは、ヤマトホームコンビニエンスです。引越し代金の過大請求問題でサービスを停止していましたが、2019年9月より単身者向けプランを再開しました。
ヤマトホームコンビニエンスの単身パックプランは「わたしの引越」です。専用ボックスに積んだ荷物を運びます。
ここでは、「わたしの引越」のサービス対象エリア、専用ボックスに積める荷物の量と料金について説明していきます。
「わたしの引越」は対象エリアが限られる
「わたしの引越」は、対象エリアを2020年7月1日(水)受注分より46都道府県395市区郡まで拡大しました。
対象は46都道府県で、沖縄県ではサービスを取り扱っていません。これらの都道府県では「わたしの引越」が利用できないので注意が必要です。
また、46都道府県であっても、主要都市のみが対象となっている場合も少なくありません。エリア外から、あるいはエリア外への引越しはできません。
「わたしの引越」の対象エリア外であれば、他社の単身パックを検討しましょう。一括見積もりサービスを利用すれば、複数社の単身パックを同時に比較・検討できて便利ですよ。
「わたしの引越」の専用ボックスで運べる量と料金
「わたしの引越」で運べる荷物は、専用ボックス2本までとなっています。
専用ボックスのサイズは、高さ170cm、幅104cm、奥行104cmです。衣装ケースに換算すると、およそ42個分になります。
公式サイトによると、専用ボックス1本に積める家財量は、衣装ケース3個、ダンボール15個、布団、カラーボックスです。冷蔵庫や洗濯機、テレビなどを運びたい場合、専用ボックスは2本必要でしょう。
「わたしの引越」は、専用ボックス1本単位で料金が計算できます(2020年3月調査・以下すべて税抜価格)。
例えば、東京都足立区から品川区への引越しであれば、ボックス1本あたりの料金は20,000円です。
東京都足立区から千葉県市川市へ引越す場合、ボックス1本あたり21,000円となります。京都市から福岡市の引越しだと、ボックス1本あたり29,000円です。
さらに土日祝日、あるいは引越しシーズン(3月1日~4月1日)に集荷・配達を依頼した場合、ボックス1本につき2,000~5,000円が加算されます。
さらにわかりやすく比較するため、「わたしの引越」の費用例をシミュレーションしてみました。
例 | 引越し代 | 内容 |
---|---|---|
Aさん 10代・男性 |
31,000円 |
|
Bさん 20代・女性 |
68,000円 |
|
Cさん 40代・男性 |
60,000円 |
|
シミュレーションからもわかるように、「わたしの引越」を利用して県外へ引越す場合、30,000~70,000円程度はかかると想定してよいでしょう。
なお、東京都新宿区で集荷した荷物は、同じ新宿区に引越す場合でも翌日の到着となります。新宿区から広島市、福岡市へは翌々日の到着です。
到着日についても事前に確認しておくといいですね。
クロネコヤマト単身パック以外に検討したいサービス
ヤマトホームコンビニエンスでは、「わたしの引越」以外にも単身者にとってうれしいサービスを多数展開しています。
ここでは、1点から大型家具・家電を配送してくれる「らくらく家財宅急便」を紹介します。また、不用品の買い取り、行政手続きの代行といった、引越しに関わる面倒を引き受けてくれるサービスもありますよ。
「らくらく家財宅急便」は少数の大型家具・家電を運びたい人向け
「らくらく家財宅急便」は、ベッドやソファー、テレビなど大型の家具・家電を運んでくれるサービスです。梱包から設置までを引き受けてくれます。
運べる家具・家財の大きさは、SSランク(3辺の合計が80cmまで)~Gランク(3辺の合計が450cmまで)で区分されています。これに配送距離を合わせて料金が決まるしくみです。
例えば、Cランク(3辺の合計が250cmまで)の全自動洗濯機を、東京都から千葉県まで運ぼうとすると、6,850円(税抜)がかかります。
ヤマトホームコンビニエンスでは、「らくらく家財宅急便」の他にも、車やピアノ、ペットの輸送にも対応しています。また、ひとり暮らしでは動かすのが困難な重たい家具を移動し、模様替えを手伝ってくれるサービスも実施中です。
また、「わたしの引越」と「らくらく家財宅急便」のどちらを利用した方がお得なのかは、利用する人の状況によって異なります。
- 「わたしの引越」:大量の荷物をまとめて運びたい人
- 「らくらく家財宅急便」:1~2点の大型家具・家電を運びたい人
お気に入りの家具・家電を一部送って、他に必要なものを後日購入するといった場合などは「らくらく家財宅急便」を検討してみるとよいでしょう。
不用品買取・行政手続き代行・家電の取り付けや配線も
ヤマトホームコンビニエンスでは、不用品の買取、エアコンの取り付け・取り外し、テレビの配線取り付け工事なども請け負ってくれます。一人では困難な作業を、引越しのプロに手伝ってもえるとありがたいですよね。
行政手続きの代行も可能です。転出入届、転校手続き、電気やガス・水道にかかわる手続きなど、働いている平日に時間が取りづらい人などにとってうれしいサービスもあります。
公式サイトから問い合わせ・申し込みが可能なので、「わたしの引越」を利用するついでに検討してみるのもいいでしょう。
単身パックの費用を抑えられる? 一括見積もりで自分に合ったサービスを
クロネコヤマトが展開する引越しの単身向けパックは、ヤマトホームコンビニエンスの「わたしの引越」です。料金は専用ボックスの本数と配達距離で決まります。
ただし、「わたしの引越」には以下の注意点があります。
- 提供エリアが限られ、エリア外の引越しには対応していない。
- 専用ボックスは2本までで、運べる荷物の量が限られている。
専用ボックス2本を利用し、県外へ引越す場合は、30,000~70,000円程度かかることも予想されます。ひょっとすると、単身者向けのプランでトラックをチャーターする方が安くすむかもしれません。
専用ボックスでは荷物が載せきれない人、もっと費用を抑えたい人は、一括見積もりサービスを利用するといいでしょう。
同時に複数社の見積もりを知ることができるので、自分に合った引越しプランを選ぶことができますよ。
※引越し侍の一括見積を利用しても、クロネコヤマトの見積もりを取ることができません。
この記事のまとめ
クロネコヤマトでは、2019年9月より単身者向け引越しサービスを再開しました。ただし、家族向けプランは中止されたままです。
ヤマトホームコンビニエンスの単身パック「わたしの引越」は、専用ボックスに積んだ荷物を安く運んでくれるサービスです。ただし、場合によっては、トラックをチャーターしたり、混載輸送のプランを選ぶ方がお得になるかもしれません。
「わたしの引越」提供エリア外、専用ボックスに荷物が収まらない、もっと費用を抑えたい人は、一括見積もりサービスで他社の条件・料金を比較してみましょう。