引越し見積もりシミュレーション※PR
平均20,000円
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
引越しのおまかせプランは何でもしてくれる?サービス内容や作業範囲
荷造り(梱包)から開梱、掃除まで全部まかせられる?
各引越業者の「おまかせプラン」とは、通常の引越しサービスよりもワンランク上のサービスを提供するプランです。引越しの際に手間のかかる、荷物の梱包・開梱までおまかせできます。
また、まかせる範囲を指定することもできます。
たとえば、以下のような例が挙げられます。
- 梱包は自分でしたいけれど、開梱は引越業者にお願いしたい
- キッチン用品など、一部のものだけ梱包をお願いしたい
- 衣類以外のものはすべて梱包をお願いしたい
通常のプランであれば、荷物の梱包や荷ほどき(開梱)は依頼した本人が行うのが原則です。その点、おまかせプランであればすべて引越業者に依頼できるので、引越しの負担をぐっと軽くできるのです。
おまかせプランのサービス内容や料金は、引越業者によって異なります。一度「一括見積もりサイト」を利用して、引越業者を比べてみるとよいでしょう。
旧居・新居の掃除もお願いできる?
オプションとして、部屋の清掃サービスを提供している引越業者もあります。清掃サービスを依頼した場合は、引越業者ではなく、専門の清掃業者のスタッフが来てくれることがほとんどです。
清掃の専門スタッフですから、なかなか手の届かない部分や、細かい部分まできれいにしてくれるでしょう。手間をかけずに部屋を清掃したい場合に、利用を検討してみましょう。
ちなみに、サカイ引越センターやアリさんマークの引越社などは、作業終了後に10分間だけさまざまな手伝いをしてくれる「10分間サービス」というものがあります。
引越業者の「おまかせプラン」の詳細
おまかせプランを頼んでも、自分で行わなければいけないこともあります。たとえば、転出届・転入届、転居届などの本人が申し出る必要なる手続きなどです。
また、ほかにも次の点は自分で行う必要があります。
貴重品の管理
おまかせプランで依頼するにしても、通帳やクレジットカード、各種重要な書類、宝石などの貴重品は、必ず自分で管理する必要があります。
通常の荷物と一緒に運搬され、万一紛失となった場合、引越業者とのトラブルにつながってしまいます。大事なものは必ず自己管理しましょう。
新居の家具の設置場所と荷物の振り分け先を考えておく
引越し先の部屋数が旧居と異なる場合は、あらかじめどの部屋に何を入れるのか、考えておきましょう。新居に荷物が到着したときに考えるのでは、引越業者のスタッフにも迷惑がかかってしまいます。
当日の引越作業をスムーズに進めるためにも、なるべくどこに何の家具・家電・荷物を入れるのか事前に想定しておきましょう。
当日の引越しにかかる時間は?
おまかせプランを選ぶ場合、次の2パターンが考えられます。
- 梱包作業員が、引越し前日にきてあらかじめ作業をする
- 引越し当日、梱包作業員と引越し運搬作業員が同時に来て、梱包しながら荷物を運び出す
単身のおまかせプランを申し込んだ場合、大抵、当日梱包作業員が梱包しながらの作業になります。
梱包する荷物が限られているので、搬出の時間にさほど影響が出ないためです。
ファミリーの引越しの場合、営業スタッフが訪問見積もりの時点でどのように進めるか決めます。ただし、引越し繁忙期の場合は前日に梱包作業ができない場合もあります。
所要時間は、家族の引越しであれば3~5時間を想定しておけばよいでしょう。梱包作業には意外と時間がかかりますが、開梱作業は梱包より時間がかかりません。
おまかせプランを利用するメリット・デメリット
おまかせプランを依頼すると、次のようなメリットがあります。
- 自分の時間が増え、別の作業ができる
- 小さな子どもがいても安心して引越せる
- お年寄りや女性など、重たいものを持てない方も安心
- 新生活がすぐに始められる
自力での梱包・開梱は体力面でも負担が生じますが、引越しのプロにまかせることで、さまざまなメリットがあるでしょう。本人が引越し作業に関わる時間を少なくできるので、当日やるべきことは清掃とごみの処理くらいで済む可能性もあります。
一方で、おまかせプランにはデメリットも。以下、おまかせプランで考えられるトラブルを紹介します。
- 荷物がどこに行ったかわからない。荷物がなくなった
- レイアウトがイメージどおりではなかった
- 箱に書いてあるものと違うものが入っていた
すべてを任せられるプランですが、だからこそ自分でのコントロールが難しいのも確か。大切なものは自分が梱包する、事前にスタッフと打ち合わせておくなど工夫しましょう。
女性スタッフを指名することは可能?
女性の場合、梱包作業は女性スタッフにお願いしたい気持ちもあるでしょう。そういった場合女性スタッフを指名できるのでしょうか?
基本的には、見積もりの際に営業スタッフに一言伝えておくと、当日女性スタッフが来てくれます。
ただし、引越業者によっては女性を指名すると料金が高くなることもあるようです。
アート引越センターには、女性だけで作業するレディースパックなどといったサービスもあります。
各引越業者のおまかせプランと料金相場
引越業者ごとにサービス内容・費用に違いはある?
各引越業者はどのようなサービスを展開しているのでしょうか?
引越業者 | 解説 |
---|---|
アート引越センター | 「おまかせプラン」荷作り、荷ほどき作業。引越しのすべてを任せられ、レディースパックや学割パック、シニアパックに併用可能。おまかせプランにハーフコースとフルコースがあり、ハーフコースは自分で開梱作業をしなければならず、フルコースは開梱作業もスタッフが行う |
サカイ引越センター | 「らくらくコース」 らくらくコースはA、B、Cとあり、Aは梱包から開梱まですべて対応、Bは開梱のみ自分で、Cは食器だけ梱包を作業員にしてもらい、その他のものの梱包や開梱は自分で行うプラン |
アリさんマークの引越社 | 「アリさんパック」荷ほどきは自分で、梱包は作業員がしてくれる。フルパックになると荷ほどきまでしてくれ、スペシャルフルパックとなると家具や本棚の中身ももとに戻してくれる |
アーク引越しセンター | 「スマートコース」荷ほどきは自分で、それ以外は作業員が担当。スペシャルコースになると荷ほどきもしてくれる |
日本通運 | 「えころじこんぽ」セルフプラン、ハーフプラン、フルプランがありハーフプランが開梱は自分で、それ以外を作業員が担当。フルプランは梱包から荷ほどきまで、作業員がすべて行う |
おまかせプランといっても、各引越業者によってサービス内容は異なります。また、料金にも違いがあります。以下、参考相場です。
20~50kmの引越しの場合
- 単身:8~10万
- 二人暮らし:12~15万
- 家族の引越し(3人以上):13~20万
通常の引越しと比べると梱包のみで2~5万、フルで4~8万くらい上乗せされると考えていいでしょう。
少しでも節約したい!見積もり時のコツは?
引越し料金は少しでも安くしたいものです。おまかせプランはサービスが通常プランよりも充実している分、料金も高くなりがちです。必ず相見積もりを取り、引越業者を比較しましょう。
「早期割引き」などを行う引越業者もあるので、引越す1~2ヶ月前から見積もりを取りはじめるのがオススメ。早めに申し込むことで、希望日の引越し日が取りやすくなります。
「一括見積もり」に申し込み、一度で複数の引越業者の見積もりを取ると効率がよいでしょう。