犬と引っ越し|愛犬にストレスなく新居に慣れてもらうためのコツ3つ

「犬と一緒に引っ越しするけど、ストレスがかからないか心配…」

「新居で快適に過ごしてもらうにはどうしたらいい?」

引っ越しの際にストレスがかかってしまい、体調を崩したり、無駄ぼえが増えたりするトラブルを抱える犬は少なくありません。

引っ越しの際に犬にストレスを感じさせないためには、事前に準備しておくことが大切です

犬を新居に連れていくときには移動手段にも配慮する必要があります。

ここでは、愛犬と新居で快適に暮らすためのコツ登録情報の変更方法についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

【ストレスをかけずに愛犬と引っ越したい!】

  • 事前の準備が大切
  • まずは移動用ケージに慣れさせることから始める
  • 公共機関で犬は「手回り品」扱いに
  • 犬と一緒に移動が難しい場合は引越業者のサービスが利用できることも
  • 引っ越し後は犬の体調変化に注意
  • 体をなめる・震える・おなかをこわす症状がよく見られる
  • 犬が慣れるまでは叱らず、愛情をもって見守る
  • 引っ越し後は速やかに犬の登録情報の変更を

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

引っ越し先に愛犬を連れていく!不安やストレスを感じさせないポイント

犬と一緒に引っ越しをするときは、ケージに入れる必要があるため、ふだんあまりケージを使っていない場合はケージに慣れさせることから始めます。

犬がケージに近づき、その中で過ごせる時間が増えるように、徐々に慣れさせていきましょう。

ケージの中は、犬にとって安心できる場所だと認識させることが大切な目標になります。

引っ越し日が近づくと、飼い主が荷造りのためにバタバタと動き回るようになり、そのようすを見ている犬が不安を感じることあります。引っ越し当日はさらに大変です。

荷物の運搬作業に大勢の人が出入りする他、大きな物音がする場面も多々あります。

また、犬のようすが気になりながらも、忙しさから十分にケアができなくなるかもしれません。

このようなことから、犬にかなりストレスがたまる可能性がでてきます。

そのため、現在の住まいでの引っ越し作業が終わるまでは、犬が安心できるようにペットホテルを利用する他、自分の犬がなついている友人に預けることなども考えましょう。

引越業者に愛犬を運んでもらうのもあり?おすすめの移動手段と方法

犬と一緒に引っ越しするときは、犬がストレスを感じない移動手段を選ぶことが大切になります。

特にデリケートな性格の犬は、かなりのストレスを抱える可能性があります。そのため、犬に負担がかからない方法で移動することを考えましょう。

車で一緒に移動するときは、犬をケージの中に入れたうえで、シートベルトでケージを固定します。

移動中は、隣に座る家族が話し掛けるようにする他、ドッグランなどに立ち寄って気分転換することをおすすめします。

また、犬は酔いやすいため、事前に酔い止め薬の処方を受けるとよいでしょう。

公共交通機関を使って一緒に移動する場合、犬は「手回り品」扱いになります。

公共交通機関を使うときはキャリーケースを利用しますが、大きさや重さ(3辺の合計:90cm程度、総重量:10kg以内など)に制限があります。

また、公共交通機関を利用する際のルールについても早めに確認しておくと安心できます。

犬と一緒の移動が難しい場合は、引越業者のオプションサービスや、専業の業者に依頼することを考えましょう。

引越業者によっては飼い主の同乗ができるサービスもあるため、幅広く情報収集したうえでもっとももよい方法を選ぶことをおすすめします。

引っ越し後の愛犬の状態をチェック!起こりうるトラブルや対処法

犬にとって、住む場所が変わることは大きなストレスになります。そのため、引っ越し後は、犬の体調や行動に変化がないか注意が必要です。

例えば、体をなめる頻度が増える、体を震わせるなどの行動や、おなかをこわすなどの症状が現れる場合があります。

また、物音に驚いたり人を見たりしてほえることもでてきます。 犬がほえ続けるのは、不安な気持ちになっているからです。

そんなときは、やさしくなでてあげて信頼関係を築くことが大切です。

そのうえで徐々に散歩の範囲を広げていき、新しい環境に慣れるようにしていきましょう。

ちなみに「猫は家に慣れる、犬は人に慣れる」ともいわれ、飼い主は犬にとってかけがえのない存在だと考えられます。

それを知っていると、トイレの粗相が目立つときも対応しやすくなります。

新居ではトイレの粗相をすることが少なくありません。そのときは、引っ越し前と同じ環境の再現をおすすめします。

犬は「トイレを場所で覚えている」傾向が多いからです。

また、シーツを敷く場所を広げるとよいでしょう。

トイレトレーニングの原点に立ち返ることも必要かもしれません。

犬が粗相をしても、きつく叱ったり、ため息をついたりしないで、気長に見守ることがポイントです。

なお、犬が新しい環境に慣れるまでは3ヵ月かかるともいわれています。

また引っ越しをするときは、これまで使ってきたものを洗濯しないで持っていくと、ニオイで安心するようです。

引っ越ししたら、愛犬の登録情報変更を忘れないで!手続き方法や注意点

引っ越しをするときは、犬の住所変更手続きが義務づけられています。

引っ越し後は、転入先の自治体、あるいは保健所窓口へ速やかに出向きましょう。転入届と一緒に済ませておくと安心です。

手続きのときには、新しい鑑札の交付、狂犬病の予防注射に関する案内を受けます。

そのとき、これまで交付されていた鑑札の他、狂犬病予防注射済証、印鑑が必要になります。

また新たに犬を飼い始めるときは、新規登録手続きを行います。

対象になるのは生後91日以降の犬で、こちらの手続き期限は30日以内です。

なお、犬の登録手続きを行う窓口や、手続きの詳細については、引っ越し前から調べておくことをおすすめします。

ストレスをかけずに愛犬と引っ越すために

  • 事前の準備が大切
  • まずは移動用ケージに慣れさせることから始める
  • 公共機関で犬は「手回り品」扱いに
  • 犬と一緒に移動が難しい場合は引越業者のサービスが利用できることも
  • 引っ越し後は犬の体調変化に注意
  • 体をなめる・震える・おなかをこわす症状がよく見られる
  • 犬が慣れるまでは叱らず、愛情をもって見守る
  • 引っ越し後は速やかに犬の登録情報の変更を

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時期

移動距離

人数

平均20,000

安い引越しプランの見積もり料金を比較

※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

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