引越し前のバルサン使用は効果的?害虫駆除の効果と使用前の注意点

引越し バルサン

「引越し先でゴキブリが出るのを防ぎたい…」
「引越しのときにバルサンを焚けば、効果があるかな?」

引越し先が新築物件であれば、バルサンを使用する必要はありません。

しかし、中古住宅や賃貸マンション、アパートに引越す場合は、入居前にバルサンを使用することをおすすめします。

この記事では、引越し時のバルサンの使用方法や注意点を紹介します。

引越し先でのバルサン使用時のポイントと注意点


  1. 賃貸マンション・アパートに引越すなら、入居前にバルサンを焚くのがおすすめ
  2. バルサンの効果的な使用タイミングは入居の1ヶ月前
  3. バルサン使用の際は、火災警報器や電気製品を覆う
  4. プランを立てる前に、「一括見積もりサイト」を利用して引越業者のサービスを比較してみる

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。

引越し先の際、どのタイミングでバルサンを使うと害虫駆除効果がある?

引越し先が新築物件であれば、バルサンを使う必要はありません。中古住宅、賃貸マンション、アパートに引越すのであれば、入居前のバルサンの使用をおすすめします。

可能であれば、新居に荷物を入れる前にバルサンを使いましょう。部屋の広さに合うバルサン用意して、部屋のドアやクローゼットのドア、押し入れを開け放してバルサンを使用します。

ゴキブリ対策のバルサンなら、2回使用するのがおすすめ

引越しまでの間に、2週間に1回の計2回、バルサンを使用できれば理想的です。しかし、新居が遠方であったり、契約の関係で難しいこともあるでしょう。その場合は、引越し直前に1回、引越し後にもう1回、バルサンを使用しましょう。

ゴキブリの卵が残っている場合、新たに孵化するまで約2週間かかるといわれています。そのため、2週間後にもう一度バルサンを使用すれば、ゴキブリに対する駆除効果はより高まる可能性があります。

また、バルサン使用後の部屋は、目に見えないダニの死骸などが残っています。ダニの死骸を吸い込むと、アレルギーが起こる可能性もありますから、徹底的に除去する必要があります。ハウスクリーニングなどのサービスを利用するのもよいでしょう。

マンションの高層階であっても、油断はできません。蚊やハエなどは高層階まで飛んでくることはありませんが、ゴキブリは壁のなかの下水の配管などを伝って部屋に侵入するおそれがあります。

また、ダニは衣服などに付着して運ばれてくるので、どのような場所に住んでいても、放置しておくと繁殖する可能性があります。

引越し先でバルサンを使用するときの手順

引越しの際、引越業者を利用するなら、引越しのトラック内での害虫駆除サービスを利用するのもよいでしょう。旧居の荷物に付着する害虫を減らせるかもしれません。

新居にハウスクリーニングの業者が入らないなら、荷物を入れる前に丁寧に掃除をしましょう。掃除機をかけたり、水拭き・から拭きなどをして、付着した薬剤を取り除きましょう。

キッチンシンク下の棚や洗面台などは、荷物を入れる空の状態のときに置き型の害虫駆除剤を設置しておきます。

引越し先でバルサンを使用するときの注意点 近所への配慮も忘れずに

煙の出るタイプのバルサンを使うなら、事前の訪問や張り紙は必要でしょう。バルサンの煙を火事と勘違いされて、通報された事例もあるようです。玄関に大きく『バルサン使用中です。ご迷惑をおかけします』と書いた紙を、貼るとよいでしょう。

ただし、近隣の住民によっては嫌悪感を示す人もいるかもしれません。集合住宅などの場合、新居で焚かれたバルサンの影響で、自分の家に害虫が逃げ込む可能性があるからです。

注意点1.火災警報器にはカバーをかけよう!煙を吸い込まないように注意

新築に入居するのなら、入居前にバルサンを焚く必要はありません。木材を使っている家なら、建設業者がシロアリ対策をしているからです。シロアリ対策で使われる薬剤は、人体には影響ありませんが、害虫は苦手なもののようです。

新築以外のマンションやアパート、戸建てに入居する場合は、引越しの荷物を入れる前にバルサンを焚くという方法があります。

アパートやマンションの場合は、左右・上下階の方にはバルサンを使う旨を知らせておきましょう。隣人が留守の場合は、部屋の番号を書いた手紙をドアなどに挟んでおくとよいでしょう。近隣に方に知らせずにいると、煙を見て火事だと勘違いされる可能性があります。

また、煙が出るバルサンの場合、必ず火災警報器とガス警報器にカバーをしましょう。火災警報器が反応してしまうと、かなりの音量で警報音が鳴ります。警報音を止めるためには、バルサンを使用中の煙だらけの部屋に入らなければなりません。

バルサンは正しく使えば人体に害を及ぼすことはありませんが、警報器を止めるために部屋に入る場合は、マスクやタオルで口をしっかりふさぎ、煙に十分注意しましょう。

バルサンを使用したまま出かけてしまうと、警報音によって消防車が出動する可能性もあります。周囲の住民に迷惑をかけることになりますから、火災警報器は忘れずにカバーで覆いましょう。

火災警報器の準備が面倒な場合は、警報器が反応しないミストタイプのバルサンもあります。

注意点2.電気製品にもカバーをかけよう!バルサン後は掃除も

新築でも賃貸でも、注意すべきは旧居から運んできた荷物です。荷物には、ダニやノミ、ゴキブリの卵などが潜んでいる可能性があります。新居に荷物を運んだあとに、窓を閉め切ってバルサンを使用するのもよいでしょう。

このとき電気製品は、ゴミ袋などで覆います。ソファなどは、バルサンを焚いたあとに掃除機をかけましょう。ペットのマットなどは、バルサンのあとに洗濯することをおすすめします。

集合住宅の場合、バルサンなどで害虫対策をしても、近隣の部屋に住む人が気にしなければ、害虫が減ることはありません。せめて自室だけでもきれいしたいのであれば、毎回煙のでるバルサンを焚いて近隣の方に挨拶をするよりも、ミストタイプのバルサンを定期的に使用することをおすすめします。

注意点3.バルサンを焚いたあとは、十分な換気&掃除を

バルサンを使用したあとは、十分に換気を行いましょう。人によってはバルサンの煙を吸って、気分が悪くなることもあるようです。正しく使えば人体やペットには害はありませんが、薬剤が付着したと思われるものを、舐めたりしないように注意が必要です。小さなお子さんが口に入れる可能性があるものは、乾拭きしておきましょう。

バルサン使用後は、バルサンのタイプによりますが1時間~3時間以上の換気が必要です。また、床やカーペット、畳には念入りに掃除機をかけ、ダニ類などの害虫を取り除きましょう。

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※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
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